手術前ラストの通院のこの日、vNOTES経腟的腹腔鏡でお願いしたいと伝えました。
腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出とvNOTES経腟的腹腔鏡どちらが良いか。
マイナスはデリケートな部分を長時間さらける恥ずかしさだけでした。
考えているうちに、私は全身麻酔で眠っていてわからないし、逆にお見せしてすみません。くらいの気持ちになってきました。
先生にお任せするしかないので、体への負担軽減を最優先で決めました。
サインして、看護師さんから手術内容に応じた個別の持ち物や事前準備などの説明をしていただきました。
事前準備でお臍のお掃除をするように、とのことですが掃除したことがない!どれだけ汚いのでしょう…
オリーブオイルを入れて数分待ってふやかしてから綿棒でくるくるするそうです。入院前にやってみます。
あとは恥骨までの剃毛。剃るのが難しければ短くカットしてきてくださいとのこと。
恥骨までの中途半端な姿もなんだか恥ずかしいので全部カットしてしまいたい…
一通り入院・手術関連の説明をしていただいた後、麻酔科へ。
全身麻酔をするときは事前に麻酔の先生から説明を受ける必要があるそうです。
通院している病院はシステム化されていて、これまで待ち時間はなかったのですが今回の麻酔説明は予約時間なんてなかったかのような長い順番待ち。
患者さんがずらっと待っており、世の中こんなに手術される方がいるんだぁ。と自分の日常にはない世界に触れました。
順番が来て部屋に入ると、麻酔医は若い女性でフランクにリスクを説明。慣れない病院で無意識に体がこわばっていたので、先生の雰囲気とトーク力で緊張が和らぎました。
多々あるリスクの中で私が驚いたのは全身麻酔により呼吸が止まるので喉から管を入れて補うということ。
自発呼吸できない?!それは怖い。と同時に医療ってすごいな。と思いました。
これから入院までの2週間、休み中の仕事で前倒しできることは済ませて、5日間の入院期間はできるだけ仕事を忘れて過ごしたいと思います。